Janice McClain / Smack Dab In The Middle - フロアの中心を優雅に染める、至高のフィーリーDisco

Janice McClain / Smack Dab In The Middle

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フロアの中心を優雅に染める、至高のフィーリーDisco


15歳の才能が放ったフィリーDiscoの名作

1979年、NY Discoシーンが最も華やかに輝いていた時代に放たれたJanice McClainのデビュー作 Smack Dab In The Middle は、まさに「多幸感」というコトバを体現した1曲です。まだ15歳という若さでシーンに登場したJanice McClainを支えたのは、叔父でありプロデューサーでもあるMilt Tennant。そのバックアップのもと、RFC Recordsという新興ディスコ・レーベルからリリースされた本作は、当時のClub DJたちの間で瞬く間に支持を集め、フロアを彩るアンセムとなりました。若きシンガーの瑞々しい歌声と、フィラデルフィア・サウンドならではの洗練されたアレンジが見事に融合した、70年代Disco終焉期を代表する隠れた名作と言えるでしょう。


華やかなストリングスが生み出す極上の高揚感

イントロからして圧巻っ!華やかなストリングスとホーンが重なり合い、まるでシャンパンが弾けるような高揚感を演出しています。その上に乗るタイトでしなやかなリズムセクションが、ダンサーの身体を自然と揺らしてゆくこと必至です。やがてJanice McClainのクリアで伸びやかなヴォーカルが加わると、イッキに空気が開ける…この「開放感」こそがこの曲の最大の魅力となっています。フィリー・ソウルらしい気品を保ちながらも、ダンスフロアを確実に盛り上げるエネルギーを秘めたサウンドは、何度聴いても色褪せることがありません。


Larry Levanが認めたフロア仕様のグルーヴ

そして特筆すべきは、Mixを手がけたLarry Levanの存在です。単なるダンス・チューンに留まらず、フロアでの体験そのものへと昇華させるその手腕は見事っ!ブレイクでの抜き差し、音のレイヤーの重ね方、そして徐々に熱を帯びてゆく構成は、Paradise Garageで何時間もプレイされたという逸話にも頷ける説得力があります。実際に彼のプレイを収録した「Live At The Paradise Garage」にも収録されているコトから、この曲がいかに現場で機能していたかがうかがえます。DJの視点で聴けば、絶妙な展開とロング・グルーヴがフロアを自然に高揚させる理由がすぐに理解できるハズです。


1979年NY Discoシーンの空気を閉じ込めた1枚

リリックの内容もまた、このサウンドと完璧にリンクしています。「ド真ん中にいる」というタイトル通り、愛や喜びの中心にいる感覚をポジティブに描いており、そのメッセージが音のきらめきと共鳴するコトで、聴き手に自然と笑顔をもたらします。Discoが単なる音楽ジャンルではなく、体験として共有されていた時代…その象徴とも言えるこの1曲は、現代のリスナーにとっても決して古びることのない魅力を持っています。針を落とせば、そこは一瞬で1979年のNYのフロア…華やかで、温かく、そしてどこまでも高揚感に満ちた空間へと誘ってくれるでしょう。まさにコレクションに加えるべき、極上の1枚です。

 

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