Kenny Lattimore / Weekend - 週末の夜を艶やかに染める大人のスムース・グルーヴ

Kenny Lattimore / Weekend

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週末の夜を艶やかに染める大人のスムース・グルーヴ。


Arista移籍後を飾った洗練のSmooth R&B

2001年、Kenny LattimoreがArista移籍後初のシングルとしてリリースした Weekend のレコメンド。プロデュースはThe Characters。Boyz II MenやJohnny Gillに黄金期のR&Bサウンドを提供してきた実力派だけに、緻密で艶やかなサウンドメイクが光ります。90年代R&Bの豊かなハーモニーを受け継ぎながら、2000年代ならではのクリアで都会的な質感を巧みに取り入れた仕上がりは、Kenny Lattimoreの円熟したヴォーカルをより一層引き立てています。


質感で魅せる都会派Smooth R&B

イントロはメロディアスな上音のシンセが静かに広がり、タイトで穏やかなビートが滑り込むように入ってきます。そこにKenny Lattimoreの力みのない、しかし芯のあるヴォーカルが重なる瞬間、空気はイッキに「週末仕様」へと変わります。ハデさよりも質感で聴かせるSmooth R&Bですね。ブレイクではコーラスワークが幾重にも重なり、フックからエンディングへと向かう流れは、R&Bファンなら思わず目を閉じてうっとりと浸りたくなる展開です。派手な演出ではなく、上質なグルーヴで心地よい時間を演出する大人のためのサウンドと言えるでしょう。


Blondie「Rapture」を昇華した粋なサウンドデザイン

特筆すべきは、Blondieの名曲 Rapture のベースラインをサンプリングしている点ですね。80年代Pop Rockのアイコニックなグルーヴを、2000年代特有のキラキラした質感で再構築っ! Classic Soulの温もりとモダンR&Bの洗練が同居するサウンドデザインは、当時のアーバン・ラジオやクラブでも好感触を得ました。HipHop以降の世代にとっても、あのベースラインがさりげなく効いてくるのが実にニクい。原曲へのリスペクトを感じさせながらも、完全にKenny Lattimore自身の世界観へと昇華しているところが見事ですね。


包み込むようなヴォーカルが描く週末の物語

リリックは、忙しい日常から解き放たれ、愛する人と過ごす週末の高揚感を描いた内容ですね。「Tonight is all about us」というメッセージは、大人の余裕とロマンティシズムを感じさせますね〜。Kenny Lattimoreの包み込むような歌声が、そのメッセージをリアルに、そして温かく届けてくれます。肩の力を抜いて大切な人と過ごす時間、その穏やかな幸福感を自然体で歌い上げる表現力は、彼ならではの魅力でしょう。


Promo盤だけの魅力を味わえる12インチ

なお、このPromo盤には正規盤未収録の Weekend (Album Version) を収録っ! コレクターズ・アイテムとしての価値も高い1枚となっています。ラジオヒットとしても機能しつつ、DJユースにも耐えうる完成度っ! 週末のウォームアップ、あるいはアフターアワーズの締めにも映えるでしょう。針を落とせば、穏やかなビートの上で滑らかに揺れるグルーヴが、あなたの部屋を一瞬でラウンジに変える。大人のためのR&Bとはナニか…。その答えが、この12インチに刻まれていますよ。

 

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